必要な経験を積むための方法
必要な経験を積むための方法
ヨガ講師になるためには、必ずしも資格が必要だというわけではありません。資格を持たずに、自分の流派を立ち上げたりスクールで教えたりしている人も多くいます。しかし教える立場になった時に必要となるのは、何と言っても豊富な経験ではないでしょうか。
もし将来はヨガ講師になることも考えつつ、経験を積んでヨガを追求したいというのであれば、全米ヨガアライアンスのヨガ資格の取得を目指してみるのもおすすめです。この団体は世界の70各国もの地域で通用する、ヨガのインストラクター資格を運営している団体です。1999年にそれまであった2つの団体が合併して誕生したという歴史があります。
この団体の資格には、取得者の多いRYT200やRYT500をはじめさらに上位資格もあります。RYTとはRegistered Yoga Teacherのことで、200や500といった数字は取得するまでに要する時間を示しています。この時間数を見ただけでも豊富な経験を積んでいることがわかるでしょう。
ヨガ講師の資格の習得には解剖学が必要です
古代インドから発祥したヨガは、今や世界でとてもポピュラーなスポーツです。激しい動きが少なく、自分のレベルや筋力に合わすことができるため、女性を中心に年齢問わず人気があります。またフィジカル面だけでなく、ストレスの解消やリラックス効果など、メンタルを安定させる効果もあります。このようにヨガ講師は、動きだけでなく人の体の作りに深い理解が必要です。道具を必要とせず自分の体を使い自ら負荷を掛けて行う型が主になりますので、筋肉のつき方、骨の動きや関節などが分かっていないと、体を痛めたり大きな怪我に繋がります。
ですので、ヨガ講師の資格習得の条件として解剖学の学習があります。解剖学を学ぶことで、怪我を防ぐだけでなく、より効果の高い動きをすることができます。加えて、生徒への説明も説得力が出ますし、型が出来ない原因や改善点などのアドバイスを的確にすることが可能になります。このため、講師になるには体の作りを学ぶ必要があるのです。